人生とは人前でバイオリンを弾きながら、しだいに腕を上げてゆくようなものである(サミュエル・バトラー)
バカは死ななきゃ治らない。という全否定の諺が日本にあるけど、イギリス人のサミュエルの方が多少希望を持たせてくれてる。全然バカってわけじゃないんだけど、ASTRO-B'のギグを久しぶりに見に行った。しかもケチくさいったら、関係者リストに名前を載せて貰って、友人5人とタダで入った。友人たちは「これってなんなの?」「おふざけバンド?」「いや、ちゃんとしたバンドでしょ、音がちゃんとしてるんだから」とか言いながらビールを飲んでいた。ASTRO-B'はラマ様とキリストと柔道マンとボーカルのキャットウォーマンと踊り子の峰不二子からなる、ハードコア・コスプレ・ロックバンドとでも言おうか、なんと言おうか、よく分からない。(忍者も居た、忘れてた)(博士も居た、忘れてた)。フロアーの十数人余りのファンが「ASTRO-B'」と言いながら、拝んだり、輪になってクルクル回ったりしている(どういうファンなんだ)。そして、柔道マンがべたべたの大阪弁で「お前らの事も好きやでぇ」とギターを抱えたまま優しい一言を投げかける。私は一緒にされちゃいけないと、ひたすら縦ノリでジャンプしていた。少しは痩せるかもという目論見もあった。ライブをそういうふうに使うのは本当はちょっと汚いんだけどね。
それで、ギグが終わって柔道マンとボーカルの清美ちゃんと話したんだけど。「ほぼ完成に近いよね」と私。「そうですか、嬉しいな」と相変わらず良い人で真面目な清美ちゃん。柔道マン、はぁはぁ言いながら「それは嬉しいなぁ」と二人とも人を食っていたステージングとは別人。清美ちゃんはイラストレーターで、柔道マンはVシネの監修とかやってるプロ中のプロのミュージシャンなんだよね。私が数年前にショートムービー作った時に手伝って貰った。アーティーなカップルである。真意の分からないカップルである。どこに向かおうとしているのであろうか。まぁ、がんばって欲しい。でも、何処に行くのか気になるなぁ・・・

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