我々は人生という大きな芝居の熱心な共演者だ(カロッサ)
幕は上がった。一ヶ月という長い稽古、二時間半の膨大な台詞。なにしろ、キリン、ロバ、ライオン、イノシシ、といってもいい、四つの役をどんどん乗り換えていかなければいけない。とんでもないよ,
凄まじい。舞台って大変だね。体力は元より、声が枯れる事を恐れながら、叫ぶときは思いっきり叫ばなければいけないし、目の前に相手役の風間さんが居るのにお客さんの方を向かなきゃいけないし、なんたってアップサイズじゃないから。でも心は通ってないといけない訳だし、思わず感情が募って声のトーンが落ちるとお客さんに聞こえないし、まったくまったく。つぶらな瞳を二倍に見せようとして、相当ブルーのアイシャドー使ってます。四幕目の悪女ジョルジェットの役の時には、目尻にアイライン、1cm延ばしてます。
挙句の果てに一昨日だったかな、私が結婚していた事がバレた。もう、どうしようかと思ったけど、そんな事無いですよってのも変だし、まぁ観念してゲロっちゃった。この件に関しては色々成り行きとか、錯乱とかあった訳だけど、今は冬でもあることだし鍋で和む平和な二人です。上演中の「恋のカーニヴァル」の一幕目の決めの台詞に「一度割れたものは二度とくっつかないわ」というのが有るんだけど、私たちってなんなのかしら。昔の体温計の中に入っていた水銀みたいなものなのかしら。遊びで転がすとすぐ割れる、割れてもすぐくっつく。食べると毒だ。でも熱がある時には必要なんだよね、体温計。
劇場にまぁ色んなメディアがめでたい報道の為に集まってくれたわけだけど、カメラがロビーで待ち構えてる中、メイクルームでは共演者とスタッフが自前のカンパで松屋でシャンパンを買ってきてくれてお祝いしてくれた。バレタ、バレタと思っていたのが急に嬉しくなった。やっぱりそのうち結婚式挙げようかな?純和風で。やっぱり人生の舞台は格調高くやらないと、ハハハ。
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