食欲
フランソワーズは元々食欲が無い。でも、生後6ヶ月で高尾山のてっぺんまで自分で登ったんだよ。登山者のおじさんやおばさんや子供が「なんだこりゃ、ハリネズミだ!」「タヌキだよ!タヌキの子供だ」と言って大騒ぎをしていた。
僕は食べなくたってタフなんだ。食べる事よりもっと好きなことは女の子。女の子と見ればチワワでも、セントバーナードでも、シェパードでも、シベリアンハスキーでも、シーズーでも、パグでも、フレンチブルでも、なんでも来い!!僕は世界中に繁殖する日を待っている。でも、女の子って冷たいんだよね。僕は毎日繁殖したいのに、女の子は決められた時期しかしたくないらしい。だから犬は犬で、人間は人間なのかなぁ。僕はいつか来るその日を待ちながらぬいぐるみのトラさんと、ぬいぐるみのシープドックと毎日練習している。備えあれば憂いなし。
食欲が無くて、女の子が好きな人間が居たら死んじゃうよね?そんなフランソワーズが一度だけ食欲という物を知った時がある。それは折れた背骨を繋ぎ合わせるという、3時間半の大手術が終わった後。おっちょこいちょいで、おセンチなママは毎日泣きながらロースとビーフとか、しゃぶしゃぶ用牛肉とか、馬刺しとかのパックをスーパーマーケットから運んだ訳だけど、僕は食べた。食べて食べて食べまくった。わんこそばの様に食べた。ちゃんこ鍋の様に食べた。いっぺんに200gも300gも食べた。
最近、また元の僕に戻ってお散歩と女の子とパパになる日の事を毎日考えている。食欲は無いけど、もういいんじゃん?それがフラニーだ。
2006年09月15日
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