別荘暮らし

蓼科にて
ヘイ!みんな連休はどうしてた?ボクは蓼科の別荘へ行ったんだよ。ママのお友達のおじさんがボクたちを招待してくれたんだ。昔の古いタイプの別荘で、全部が木でできていた。1階が2階で、階段上らないと玄関に着かないんだ。僕のホームページを管理してくれているお兄ちゃんたちも居て、それからママのお友達のミホさんも居て、みんなでバーベキューしたんだよ。すごくオイしい匂いがして、ボク用のササミも焼いてくれた。とってもオオしそうな牛の霜降りもあったんだ。匂いで分かる。でもボクには、ササミ、ササミ、ササミ。いつまで待ってもササミ、ササミ、ササミ。それから豚の脂身が無いところをちょっと。あと、焼いたニンジンもちょっと。楽しかったから文句は言わないけどね。
それからボクたちの部屋は和室で、寝るときはお布団だった。ボクはママじゃなくて、ミホさんのお布団にもぐりこんだ。なんかボクってそういう事をやっちゃうんだよね。ミホさんの「じゃあ、一緒に寝ようね」のやさしい声でボクは眠った。ママは「まったくフランソワーズってそうなんだよね」と貫禄を見せて隣で寝ていた。ムリしちゃって・・・ボク知ってるんだよ、みんなボクと寝たいんだ。ボクと一緒に寝ると、みんな幸せな気持ちになれる。
次の日は、朝からお散歩。森の中を歩いたんだ。なんだかわからないけど、ウキウキしてきて幾らでも歩けるような気がした。東京と違って、木のおうちがいっぱいあって、草とか葉っぱの匂いも濃くて、お日様もすごく気持ちがよくて、空気がキメが細かくて甘かった。疲れきって帰ってきて、またおうちに入るのに階段。ママはいつものように「フランソワーズ、がんばって」って言って一人で昇らせようとしたんだけど、ミホさんが「もう、やめなよ」と悲痛な声を出した。ママは結構命令口調で「ダメなんだよ、ちゃんと自分でやらせないと」とミホさんに言ったけど、ミホさんは「もういいじゃない」と更に悲痛な声で反抗していた。やっぱり痛々しく見えちゃうのかな?ボクはそんな気ないんだけどね。お散歩を終わるとボクはちょっとだけ前より強くなったような気がして、前よりたくましくなったような気がして気分がいいんだ。でも階段を昇る時は前足だけで昇んなきゃいけないんで、目が相当吊り上って凄くきつそうに見えるらしい。
午後は木の間に吊るしてあるハンモックでお昼寝。ゆらゆら揺れて、空を見ていたらしみじみバケーションって感じがしたよ。






